~戦後78年~終戦の日を前に

片付けの伝道師
安東英子先生認定
美しい暮らしの空間アドバイザー
小野 美和子
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日本における「終戦の日」は、8月15日とされています。
78年前この日の正午、昭和天皇がラジオの“玉音放送”で国民に終戦を伝えました。

わたしが小学校3年生のとき「お爺さん、お婆さんに戦争の話を聞いて作文にしなさい」という、夏休みの宿題が出されました。
それは文集にまとめられ、今も持ち続けています。

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夏休みの宿題・小学生

7月下旬。
わたしは夏休みに入るやいなや宿題に取り掛かり、5教科を5日で制覇。
自由研究は動物園へ行って、動きの鈍い動物を写生。一日で仕上げる。
毎年7月中に、宿題を90%完成させていました。

…などということは6年間一度もなく、8月半ばを過ぎても、わたしの“ 夏休みの宿題 ”は始まったばかり。

わたしのイトコも「夏休みの友」という、内容は夏休みの宿題がみっちり入った、ちっとも友でない冊子のことを「夏休みの敵」と呼んでいました。

イトコはわたしより2才年上のお姉ちゃんで、乳児のときから親友。
毎年夏休みになると、イトコの家へお泊りさせてもらうのが楽しみでした。

しかもイトコの家には大好きな祖母がいて、祖母とも意気投合しているのでダブルで楽しみでした。

トーゼン母からは「お泊りの時も、毎日宿題しなさい」と言われ、宿題セットを持って行かされますが、ほとんど進みませんでした。

重い宿題

わたしが小学3年生のときです。

夏休みの宿題に、おじいさん、おばあさんから戦争の話、もしくは昔の話を直接聞いて作文にしなさい、というお題が出されました。

子供ながらに戦争のことはちょっと聞きにくいな、と感じました。

イトコの家へ行った時に、祖母へ宿題のことを説明し、戦争の話をしてほしいと頼んだのですが、沈んだ表情になって、すぐには話してくれません。

そして祖母から「つらい話になるけれど、聞く覚悟はあるのか」と念を押されましたが、聞かないと宿題ができないので、よくわからず聞くことにしました。

文集になった
夏休みの宿題

祖母は2時間以上、いっさい手加減なしに戦争中の話をしてくれました。

わたしはショックが大きすぎて、しゃくりあげて泣きながら聞いていました。

祖母の話は、登場人物がわたしの父親や、父方の祖父母なので、超過酷なリアリティーを有して襲ってきます。

祖父は戦場で亡くなり「遺骨が入っているが、絶対開けてはいけない」と言って渡された箱の中には、石ころが入っていたそうです。

祖母は箱を開けたことを、ずっと悔やんでいました。

父は終戦の日、2歳でした。

わたしには叔母さんもいて、戦争がなければ生きていたそうです。

結局、祖父の話ですか。

戦争の話を聞いたあと何を書いたか記憶にないので、嫌ですが、文集のなかの自分のページを見ました。

祖母と大変な思いをして、あんなに話してもらったことは、全く書いていませんでした。

ナント同居している方の( おじいちゃんから聞いたお話 )だそうです。

ちょっと自分が理解できません。

さらに祖父の話だけでは原稿用紙が埋まらず、京都の嵐山で開催された『太平洋戦争展』に連れて行ってもらったようで、そのことも書いていました。

まったく記憶にございません。

きっと祖母の2時間以上に及ぶ戦争体験談を作文にまとめるスキルが、わたしにはなかったのでしょう。

1983年3月3日
今から40年前です

リアルな体験談

文集にある同級生の作文を読むと、大東亜戦争下での体験、満州から引き揚げてきた時のこと、食糧難にマラリヤなどの病気、空襲、近くの地名に焼夷弾が降り、同級生の肉親が犠牲になったことなどが、それぞれの言葉で書かれています。

【使わないけど捨てられない大切なものってありませんか?】私は動画で紹介している…これです。

お片づけをしていて「これは自分にとってだいじ。とっておこう。」と思うモノがあります。古くて傷んでいても、手入れをできる範囲でして、よい環境に保管するのが大事にしてあげることだと思います。

この文集はつらい内容ですが、それに関わって下さった方々の体温を感じる資料です。

さいごまで読んで頂いてありがとうございます。

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