家の倉庫は過去に2回工務店が改築していて、その経緯をお片付けと共に振り返っています。
ある日、山ほど食器を乗せた、古いスチール棚が傾いてきました。
今回そのスチール棚のお片付け作業が完了。機能的な空間になりました。

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棚の解体

錆びと歪みで使えなくなったスチール棚は、どうしても解体しないと家の外へ出せない大きさでした。

父とわたしの二人で作業開始。
ネジのほとんどが錆びていたので、何とか動くネジから外していきました。

どうしても回らないネジは後回し。

しかし、ふたりとも疲れてきて嫌になり、父が棚ごと傾いていた方向へ倒してみました。

すると、ネジが破損してスチール棚全部が一気に崩れました。

棚を解体するにはネジを取らなければならないと思い込んでいましたが、その必要は、なかったようです。

店舗で出たごみは、市の清掃工場では処分してもらえないため、ウン万ナン千円で廃棄業者のトラックに来てもらいました。

その時、倉庫あった他の不用品も一緒に持って行っていただきました。

すると急に明るくて広々とした空間になりました。

倉庫はいわば大きな納戸。
まずはお片付け完了です。

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スムーズなお片付け①

今回のお片付けでは、大きな棚が無くなるため、残す食器の保管場所が新たに必要となります。

その場所を確保するため、別の倉庫に並ぶ食器棚の整理と、今回の倉庫のすぐ隣にある倉庫と３ヶ所同時進行で、お片付けを進めました。

私物も混ざっていましたが、やはり和食店の倉庫。
店は小さくても、とにかく食器が多いのですが、それは必然です。

“器は料理の着物”(北大路魯山人)～ものを食べて味がわかると言うことも、絵を鑑賞してその美を礼讃することも、根本は同じことである～

和食は器も料理の一部という考え方が根本にあります。

ひとむかし前までは食器のサンプルを持って、業務用食器の営業の方が、定期的に直接販売に来ていました。

持参した器を店のテーブルに並べ、祖父が購入する器とその数を決めていきます。

しかし時代が変わると、必要とされる数も内容も変わっていきます。

必要ではあるものの、整理整頓ができないまま、いつしか持て余すほどの量になっていました。

スムーズなお片付け②

その後もお片付けは継続していたので、倉庫が処分の決まった不用品の一時置き場として活躍しました。

自分で市の清掃工場へ持ち込むときも、ニンジャドアを開ければすぐ車に乗せることができて便利。

お客様のお宅を片付けるときもこれと同様、玄関や車庫に近い場所へ、不用品の一時置き場をつくると全体のながれがスムーズです。

お片付けがひと段落すると、自転車置き場などに使用。

そして2021年。

新型コロナウイルスがパンデミックを起こし、飲食店は休業。外出も控えることに。

そこでここはひとつランニングマシーンを買おう、ということになりました。

まずスペース的には、スチール棚があった場所にちょうど置けるはず。

馬力のある大型ランニングマシーンはそれ自体に重量があり、そこへ人の体重と運動時の負荷もかかるため、普通の床には設置できません。

しかし倉庫の床ならコンクリート打ちっ放しなので、もってこいの場所でした。

さいごまで読んで頂いてありがとうございます。

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