
◆片付けの伝道師◆
安東英子先生認定
美しい暮らしの空間アドバイザー
小野 美和子
安東流
本物のお片付けをご一緒に
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秋の紅葉の主役、モミジ。
庭や公園、お寺などでよく見かける身近な存在です。
モミジの剪定時期は、夏と冬の2回。
今回は家のモミジを例に、剪定作業を中心にお伝えいたします。
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モミジ
紅葉の主役モミジ。
温暖化の影響か、関西では12月を過ぎた頃に色づきます。
赤く紅葉するモミジが多いですが、しばしば黄色に色づくモミジもあります。
植える場所は、直射日光が強く当たるひなたより、半日陰や明るい木陰になる場所の方が、成長が抑えられて優しい枝ぶりになります。
剪定の時期は、初夏(6月~7月)と冬(12月~1月末)。

初夏の剪定では、強く伸びた枝を全体の3分の1程度、幹の際から切り落とします。
この時期に太い枝を切ると、樹液が流れて株が弱るため、注意が必要。
冬の剪定で太い枝の剪定を行います。
7月のモミジ・夏の剪定
夏場は葉が密集して伸び、風が吹いてもサワサワと揺れてくれません。
この時期は小さくて細い枝だけ剪定する作業を行います。
込み合った箇所の古い枝を付け根で切り、新しい枝に更新。
夏場にモミジが伸びるからと 大きい枝を切ると弱るだけでなく、反動で更に伸びて樹形も悪くなってしまいます。


ユーチューバーの家に行ってみたシリーズから。
リビングに生まれ変わった和室には、癒しの植物コーナーが。
和室~劇的before/after。ダイニングに続く和室には学習机を置いていましたが、素敵なリビングに大変身。
そして和室にあった学習机は?
ビックリ…子供部屋ができたら驚くほど子供が変わった!積極的に整理整頓したくなる部屋にしましょう。
モミジ 植木鉢を割る
ひと昔前に鉢植えの小さなモミジをここへ置いたところ、そのまま成長しました。
種類は、イロハモミジ( 伊呂波紅葉 )。
最も一般的なもみじです。
紅葉の品種には、ほかにオオモミジ( 大紅葉 ) ヤマモミジ( 山紅葉 )などがあります。

ある日、見ると植木鉢がパカッと割れてその形の根っこが。
植木鉢は危ないので撤去したそうです。
キューっと絞められた感じの、かなり可哀想なかたちですが、元気に育っています。
普段は信楽焼のタヌキで隠しています。

12月のモミジ・冬の剪定
モミジは落葉後の12月~1月が、本格的な剪定の時期です。
大きい枝をこのタイミングで切り落とし、大きくなりすぎないようにしています。
用意するもの
- 剪定ばさみ
細い枝はこれで十分です。 - 剪定用のこぎり
先が細いので、込み入った枝のところを切るのに最適。 - カルスメイト
剪定後の切り口に塗る保護剤。
カルスとは、木が損傷を受けた部分に、自身で保護する組織を出してできるものです。
木の切り口にもこもこっとなっている形のアレです。
木が自分でカルスをつくるには、そこへエネルギーを使ってしまうため、その代わりの保護膜を作ってあげるのが「カルスメイト」です。


日当たりを良くするために、今回は木の上のほうの枝を中心に剪定します。

枝を切った後に、カルスメイトを塗るだけ。
色付きの木工用ボンドのような感じです。
乾燥すると茶褐色になり、固まって切り口を保護してくれます。


白いまるで囲んだ部分が、数年前に塗ったカルスメイト。
今回は上の枝を減らす作業なので、これで剪定はいったん終了です。



足元の凹凸が激しい庭には、ブロワーがあると助かります。
岩の隙間や、手の届かない所にある落ち葉もドンドン吹き飛ばして、集めます。

集めた落ち葉や枝は、いきなりゴミ袋に入れると破れやすいので、お米の袋に入れてから。

モミジは日の当たる所が紅葉します。
室内から見た時に、見える葉っぱはモミジの下の部分です。

剪定後、下の葉にも日が当たるようになり、色づいてくれました。
剪定から2日後です。

室内からも紅葉が楽しめるようになりました。

さいごまで読んで頂いてありがとうございます。
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