◆片付けの伝道師◆
安東英子先生認定
美しい暮らしの空間アドバイザー
小野 美和子
安東流
本物のお片付けをご一緒に
◎活動地域◎
大阪府 京都府 奈良県
その他 地域はご相談ください
小野美和子への
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こちらです
「おうち丸ごとお片付けコース」にお申込みいただいた、Kさん宅をご紹介。
今回は、その3回目です。
Kさんブログ掲載にご快諾いただき、ありがとうございます。
きれいな部屋に住みたい!
Kさんは2DKのマンションにひとり住まいの50代女性です。
住み始めて4年が経ち、だんだんとモノが多くなってきました。
それと並行して散らかりがちに。
遊びに来た友人から、お片付けを促されたことがきっかけとなり「おうち丸ごとお片付けコース」にお申込みをされました。
Kさんはモノが増えてしまって生活スペースを狭くしていること、家具の配置がしっくりこなくて動きづらい事が、主な悩みでした。
安東流・お片付けの順番どおり、寝室の押入れから作業が始まりました。
Kさんと唐須アドバイザー、わたしの3人で協力し合い、全出しからの作業が続きます。
洋服を整理しながら引き出しタンスにも取り掛かります。
引き出しにはスタンダードに洋服が収納されています。
しかし、これにコタツ周りにあるものを収納したら、かなりの量が収まるなと思えてきました。
でもコタツの部屋には、このタンスを置くスペースがありません。
背も高いので、コタツの横に置くと見た目だけでなく危険も伴います。
それでもコタツ周りにあるものは日常よく使うので、押入れに入れるわけにもいかず。
なぜ床に物を置くといけないのか。習慣…慣れは怖いですね。
Kさん宅は、コタツテーブルがダイニングテーブルの役割も担っていました。
近くに、ぜひ細々したものを収納するスペースが欲しいところです。
ダイニングテーブルの近くに細々した物を収納すると便利です。細々した物はやはり高さの低い引き出しに。シュレッダーの収納が凄い!パソコン本体は床が掃除できるように工夫して!
引き出しタンスの行方
コタツテーブルの上、床置きになっているバック。
小物がいっぱい、バックの中身は家の中でも使ったりする…。
部屋を見回しながら考え…
…あぁっ!
その時の頭のなかのイメージです。
メジャーで測ると、引き出しのタンスの幅と、洋服を掛けるタンスの奥行の寸法がピッタリでした。
考えついた計画を、作業を続けていたKさんと唐須アドバイザーに説明すると、クスクスと笑いが湧いてきました。
安東英子先生のブログ「素敵な暮らしの扉」のビフォーアフター・2012年3月12日の記事が、今回の家具配置の参考書です。
安東先生がお片付けをした当時、3DKのマンションにひとり住まいだった女性。
最終目標は、お友達を招待したい! そしてお菓子づくりを教えたい!でした。
造り付けの収納は、4.5帖の和室に1間半の押入れだけ。
もちろんオシャレにしたい・・・!
Kさんと類似点のあるお宅です。
引き出しタンスは隠れます
解説いたします。
引き出しのタンスは寝室に置きますが、正面をコタツの方へ向けて設置。
コタツから襖を空けると引き出しタンスが使えるのだ!
そしてタンスの中には、コタツのテーブルの上やその周辺に、出しっぱなしにしていたモノ達を納めます。
Kさんはコタツに居ながらにして、以前と変わらぬアクセススピードで、目的のモノに到達、使用することが可能。
しかもコタツテーブルの上はいつも広々。
さらに来客時には、ふすまを閉めてしまえば、気配すら感じないほどスッキリ!
しかもタンス同士の寸法が一致する部分を合わせて設置!
寝室側から見ても違和感がありません。
なお、床置きになっていたバックは、帰って来たらタンスの上にポンと置きましょう。
それだけで寝室からもアクセス可能です。
まだまだ地道な作業がある中、早くやってみたくて、しょうがない気持ちになりました。
しかし、この計画には最後の問題点が残っていました。
引き出しの付いているベットの存在が関与します。
ベットの向きを90度動かさないと、寝室内で移動した家具の扉が開けられません。
めざすは“きれいな部屋”、和やかな雰囲気ながらも真剣な作業が続いていました。
さいごまで読んで頂いてありがとうございます。
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片付けしたい者にとってもの凄くわかりやすい。
配置だけでなく頭の中や途中過程の難題も。
ビフォーアフターの画像だけではヘー(@_@)だけで終わるのですが、私も一緒に片付けに参加してる気分。どうしようなんて真剣になりました。
この展開はまるでミステリドラマでドキドキします。早く次、最終回を知りたいです。
田中 かずかづ様
コメントありがとうございます。
お片付けの現場でお客さんに説明する時も、何とかイメージしてもらおうと、いろんなやり方を試します。
片付くまでの過程は片づけを終えた後、良い経験値となってその後の生活の希望になればいいなと思います。
ブログも試行錯誤の最中ですが、今回の登場人物とともに、お片付けをご一緒に楽しんで頂ければ、すごく嬉しいです。
わたしもドキドキしながら書いています!