【実例】和室のかべをDIYで明るく。4つのステップで仕上がりました。

片付けの伝道師
安東英子先生認定
美しい暮らしの空間アドバイザー
小野 美和子
安東流
本物のお片付けをご一緒に

◎活動地域
大阪府 京都府 奈良県
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お片付けが終わったので、壁の修理をします。
築60年の家、4畳半の和室です。
ぼろけた壁が落ちてきて、常にホコリっぽい状態でした。

今回は、DIYで既存の壁の表面にあるキラキラの繊維部分をはがし、和室用水性塗料で仕上げます。一番手軽な方法です。

築60年・和室の壁はこんな感じです

部屋の壁は、キラキラ繊維壁です。

落ちそうなかべ

上の写真はキラキラが浮いていて、さわると塊で落ちます。


この家は繊維壁や砂壁の和室が多く、それが劣化して剥がれてきています。

カベの補修は、へやの雰囲気が明るくなって、達成感は大きいです。

和室の場合、おもに塗料塗り壁材を使いますが、今回は室内壁用水性塗料を使います。

塗料
床や窓枠にマスキングをして
刷毛やローラー刷毛で塗るタイプ
室内壁用水性塗料
浴室用水性塗料
ステイン
オイル
塗り壁材
水を加えて練り、コテを使って塗るものが中心。
DIY向けに改良された商品がある。
珪藻土
漆喰
漆喰風塗料
和室壁(繊維壁・じゅらく壁)

~安東先生の劇的な実例です!自分でもやってみたい!ってなりますよ~

【玄関と洗面脱衣室の劇的before/after】ペンキを塗った家具とリフォームで広くなった洗面脱衣室。劇的に変わりましたよ!

すでに
剥がれ落ちた箇所も

ここまで傷んでなければ、壁全体をはがす必要はありません。

この部屋は窓の下部分が、かなり はがれて損傷しています。

削り始め

① 壁の表面を削り取る

壁に霧吹きでたっぷり水をかけ、そこをヘラで削り取ります。

和室壁の壁材は、水に溶ける性質のものが多いので、水気を吸収させれば、はがれます。

でもチカラ加減が必要。

キラキラの下の層もたいして丈夫ではないので、一緒に削ってしまわないように注意して作業します。

この部屋の壁は、ワラや小さい石ころも混ざっていました。

床は砂のがれきが落ちるので、必ず新聞紙やシートなどを置いて作業します。

床にシートを敷く

水を含ませた雑巾やスポンジなどを使って、壁に水を含ませる方法もあります。

この方が、たっぷり水分を含ませることができます。

はがし終わり

はがす作業は時間と労力が要ります。
暑さと汗、砂とホコリ…本当は11月くらいが作業には良さそうです。

全部はがしました。

シーラーと道具

② シーラーを塗る

下地にシーラーを塗ります。壁に透明の被膜を作ってくれます。

今回は4リットル使う予定。
《アサヒペン繊維壁・砂壁おさえ》Amazonで2,600円位です。

お手軽なスプレータイプもあります。

これをしっかり塗っておかないと、ペンキがどんどん壁に吸われてしまいます。

下地
作業途中

壁の下の部分が塗ったところ。
上がまだです。

(本当はシーラーを塗るときに養生が要りますが、省いています)

シーラーを塗った段階で、かなり部屋の埃っぽさが緩和されました。


4畳半の小さい部屋でも、古い家の場合は多めに塗料が要ります。
シーラー4リットルをほとんど使いました。

少し残った

残りの液体の影。

補修

③ 養生と補修

次に、マスキングテープで養生してから、壁の凸凹や隙間をコーキングで補修します。

年季が入っている分、隙間や凸凹も大きいです。

上の隙間

壁と柱の間の隙間もこれでふさぎます。
パテで壁の凹凸をならせば確実ですが、今回は行いません。

隙間がふさがれました。

隙間をふさぐ
道具と塗料

④ 和室カベ用塗料を塗る

ペンキで仕上げます。
室内壁用水性塗料です。

ほぼ和室しかない家なので、わたしは和室用の同じ商品を、補充するかたちで購入しています。

色の冒険はできませんが、ペンキのロスは全くありません。


和室用のカラーは、アサヒペンの和室壁用
大きい缶は5リットル、Amazonで6,500円位です。

明るい色です


いつも浅黄色を使っていて、これが一番無難で明るいです。

漆喰や珪藻土を塗ると、もっと良いです。

しかしお値段が張るので、勝手に買うと家族がびっくりします。

漆喰や珪藻土は、手軽に挑戦できるDIY用の商品があって、色もおしゃれ。
断熱、調湿、消臭などの効果があります。

リフォーム時期の目安

耐久年数は、安価な素材ほど短く、高価になると伸びます。

ペンキなら5年で塗り替え。
塗り壁材は15~20年が塗り替えの目安です。

ここまで来たら
あとちょっと!

ペンキで部屋の半分を塗りました。

3度塗りしてやっとペンキの発色が得られた感じです。

壁の上の部分を塗って完成しました。

Before
After
Before
After

部屋があかるくなりました。
もう埃っぽくありません。もたれ掛っても大丈夫!

今回の4畳半のへやを塗った材料費。
塗料と、マスキングテープやハケ等の道具類を合わせて、約1万円でした。

さいごまで読んで頂いてありがとうございます。

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壁の一部を塗る、アクセントウォールもおすすめです。

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